見事な”鼻水つらら” 人間みたいに自分で鼻をかめないのがつらいです…

見事な”鼻水つらら” 人間みたいに自分で鼻をかめないのがつらいです…

○モリリンのコメント

寒さが厳しいこの時期、人間同様猫たちも風邪にかかる子が多くなります。

鼻水、くしゃみ、咳、目ヤニ、涙、口内炎・・・

症状が悪化すると、食欲不振になり脱水症状になる子も。

風邪ぐらいそのうち治る!と安易に考えていると、体力のない子猫や高齢猫は、そんな風邪ぐらいで亡くなってしまう子もいます。

対策の一つとしてワクチン接種をお勧めします。ですが、これも感染を免れるわけではなく、人間のインフルエンザワクチン同様、風邪にかかっても軽い症状で済むというものですので、やはり冬は用心するにこしたことはありません。

「風邪かな?!」と思ったら、早めの治療が功を奏します。

猫は、体調が少し回復するとまだ完治していないにもかかわらず、寒空の中、自由と刺激を求めてお出かけしてしまうものです。その結果、体が冷え切って、せっかく良くなってきたのに振出しに戻り、また鼻をズルズルさせて帰宅することになります。

体が冷えると免疫力が低下します。「風邪は寝て治せ」と昔から言うように、人間も猫も「暖かくして寝る」+「栄養を補給して体力アップ」することが風邪を治療するための早道であり王道です。風邪ウイルスを退治するのに必要なことは、体の中の免疫担当細胞(白血球)にしっかり働いてもらうことです。抗生物質や皮下点滴などは、援護射撃のようなものとも言えます。

人間のインフルエンザ感染者数が急激に増加しているようですが、猫風邪の罹患数も増えています。

みなさんお大事になさってください<m(__)m>